DulciCraftのお勧め 聴いて欲しいニッケルハルパ奏者

今日、ニッケルハルパはスウェーデンだけでなく、アメリカやヨーロッパ、日本でもよく知られるようになりました。
その中で優れたニッケルハルパ奏者(Nyckelharpa Player)を挙げるとなると十人十色。
選ぶ人の好みによって大きく異なるでしょう。

  • ウップランドの伝統を色濃く引き継いでいる
  • 日本と馴染みが深い

楽器工房ダルシクラフトはこの視点から、あなたにぜひ聴いていただきたいニッケルハルパ奏者をご紹介していきます。

※サイトや動画リンクの掲載にあたっては本人から承諾を得ています。



Leif Alpsjö:レイフ・アルプフェー



公式サイト:http://www.nyckelharpa.com
YouTube公式チャンネル:https://www.youtube.com/channel/UCh_nP904fP8XtoCNp03DXhw

1943 – 
Uppsala, Uppland
Riksspelman

【Uppland伝統音楽の継承者】

エリック・サールストローム( Erik Sahlström )とも演奏を共にしている、まさに「ニッケルハルパの生きる伝説」。
毎年夏にワークショップを開催しており、初心者にも教え上手な先生。
気さくな人柄から日本の友人も多く、これまでに数回来日している。



Ditte Anderssson:ディッテ・アンデション


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1954 – 
Uppsala, Uppland
Riksspelman

【愛溢れるニッケルハルパプレイヤー】

ディッテ・アンダーション(Ditte Andersson )は優れた演奏家であるとともにESIの講師も務めている。
彼女を一言で表すならば「厳しいけど優しい」。

根底にあるのは「愛」。

彼女につけばニッケルハルパの演奏が上達するのは間違いなし。
指導と同じく繊細でありながら力強い演奏がディッテの持ち味。



Olov Johansson:ウーロフ・ヨハンソン



公式サイト:https://olovjohansson.se/

1966 – 
Tärnsjö, Uppland
Riksspelman

【ヴェーセンのフロントマン】

日本にニッケルハルパやスウェーデンの民族音楽を最も広めた人と言っても過言ではないだろう。
ウーロフ・ヨハンソン( Olov Johansson )はヴェーセン( Väsen ) のニッケルハルパ奏者。
いなせでクール&ホットな演奏が聴衆を引きつけまる。

これまでに何度も来日してコンサートを行っているので、ご覧になった方も多いだろう。
ウーロフは優れた演奏家であると同時に優れた教育家でもある。
ESI(=エリック・サールストローム・インスティテュート:Toboにあるニッケルハルパの専門学校)でも教鞭を振るうなど活動は多岐に渡っている。



Edward Anderzon:エドワード・アンダーソン



公式サイト:http://anderzons.se/index.html

1972 – 
Katrineholm, Södermanland
Riksspelman

【人柄が滲み出るサウンド&メロディ】

音楽家であり教育家。
エドワード・アンダーソンはレイフ( Leif Alpsjö )のワークショップでも講師を努めたことがある。
演奏だけでなく音楽理論にも精通しており、カウンターメロディの作り方はニッケルハルパ・プレイヤーだけでなくあらゆる楽器のプレイヤーに聞いていただきたい。
彼の人柄を映し出すロイヤルで崇高なサウンドは人々を魅了する。



Daniel Pettersson:ダニエル・ペッテルション



1978 –
Umeå, Västerbotten
Riksspelman

【フレンドリーな芸術家】

孤高の求道者というイメージがあるが、実際はかなりフレンドリー。
禅やヨガも嗜んでいる。

音そのものに向ける意識が非常に高く、このページで紹介しているニッケルハルパプレイヤーの中でダニエルが最もアーティスティックかもしれない。
彼の野趣に富んだ緻密さはすばらしいの一言。



Thor Pleijel:トール・プレイェル



公式サイト:http://lekstugan.info/

Visby, Gotland
Riksspelman

【ニッケルハルパ新世代】

優れた演奏者でありビルダーでもあるトール・プレイェル。
レイフのワークショップでもお馴染みの先生。

若くしてリックスペルマン(riksspelman:認定音楽家)を取得するだけあり、伝統音楽に対する造詣の深さは目を見張るものがある。

優しげなビジュアルに違わぬサウンド。
伝統を色濃く受け継ぐプレイスタイル。
まさにニュートラディショナルといえるだろう。


ダルシクラフトでは彼のニッケルハルパを定期的に取り扱っています。
トールの作るニッケルハルパにご興味のある方はぜひお問い合わせください。